◎　各センターで正式な5メン・チームリーグを開催しよう

人は楽しいイベントに集る。各センターで開催できる
　　プロ・アマリーグ

開催は各地区単位のサーキットリーグでも良いし、単独
センターでも良いだろう。6チーム以上募集できれば
単独センターでの開催がベストだ。

２００ベース１０００スクラッチハンディキャップリーグ
強豪が多いセンターは220ベース1100スクラッチがいいだろう。

このリーグの見どころは、出身県別のチーム編成だ。
男女混合でも良いだろう。
プロが参加してくれればもっと楽しいだろう。

特に東京や大阪などの大都市では、地方から来ている人も多い。
この人たちが県人会などを中心それぞれチームを作り戦えば、
今までに無かったボウリングの魅力が引き出せる。
毎週ボウリングを楽しみながら県人会が開催できる。

◎　リーグの基本形に戻ろう。

　そこには代表者が居て⇒　リーグプレジデント

専務理事が居て　　　⇒　リーグセクレタリー

会計担当が居て　　　⇒　リーグアカウンター

理事役員が居て　　　⇒　チームキャプテン

メンバーが居る　　　⇒　リーグメンバー（スペアーメンバー含）

本来ひとつのリーグは、ひとつのスポーツクラブであり、
そのクラブに6〜7人の共通の出身地別グループがチームを作り、
そのチームを登録して、リーグを形づくるというリーグの基本形を
作ろうと言う呼びかけである。

１．各センターで、出身県別のチーム編成を呼びかける。

　　各チーム共にクラブユニフォームを作ることがリーグが
　　盛んになるキーボイントとなる。費用の問題があれば
　　チーム名入りのTシャツでもいいだろう。

例えば・・・

博多よかろうもん　　東京スカイタワー　　高知よさこい
沖縄ちゅらうみ　　岩手がんばろー　　ばってん長崎

あるいは地域名の後にスポーンサー名をつけるのも良かろう
地方の酒造メーカーや地域の特産物の会社が
ユニフォームスポンサーになってくれると楽しい。
企業のPＲにもなる。

◎　経営サイドから見たメリット

　　リーグは年間を通じての長期予約であり、
　　売り上げ予測が付きやすい。リーグメンバーになることは
　　フランチャイズ意識が芽生え客の定着化・来場頻度の増加が
　　期待できる。

AVGを意識することにより技術の上昇意識が高まり練習頻度が
増加する。

ボウリングの新しい（本当は新しくはないのだが、初体験者なとっては新しく感じるだろう）魅力を発見、ボウリングのとりこになりハマッテしまう。

お客同士のコミュニケーションが増し、参加者個人の仕事や人間関係にもプラスに作用する。昔は車を買うにも、家を建てるにもリーグ仲間に頼んだものだ。こんなことでそのセンターへのフランチャイズ意識が一層高まる。　隣で投げている人がどこの誰だか分からないようではコミュニケーションスポーツなどとはいえないだろう。

このチーム編成の考え方は、出身県別からスタートして将来は町別・趣味別のチーム、年齢別・職種別などなど無限に広がる可能性がある。そのことは、曜日別時間帯別に多くのリーグが開催できる可能性を秘めている

◎　ボウラーサイドから見たメリット

　　シングルスリーグなら30分　ダブルスで1時間　同じ料金で
　　５人チームなら２時間４５分楽しめる。
　　投球順位（ラインアップ）をどのように組むかによっても
　　勝敗に大きく影響し作戦の楽しさがある。
　　リーグ中リーグ終了後のコミュニケーションの楽しさ、
　　一杯やる楽しさ、一緒にピザをかじりながらの反省会などの
　　楽しさがある。

　　これこそがボウリング文化である。
　　この楽しさの全てを語るにはページが不足で語りつくせない。

◎　リーグ開催に必要な資料

　　　1．リーグレコードカード

　　　2．リーグスケジュール表

　　　3.　チームハンディキャップチャート

　　　4.　アベレージ計算表　　　個人　チィーム

　　　5.　リーグスタンディング・フォーマット

　　　6.　その他

◎　ハンディキャップ

◎　チィームHDCPの正しい考え方 

●　5人チームを、間違えたインディビジュアル
【個人)HDCP】２００ベース　80％で計算すると

          　　　  AVG    個人 HDCP

片井　　228        0

　　　戸塚　　218        0

　　　��田　　150       40

　　　武部　　170       24

　　　小泉　　130       56

　　　　　　０＋０＋４０＋２４＋56＝120

       　　 このチームの合計HDCPは120ピンとなる

●　1000スクラッチ２００ベース80%　
チームＨＤＣＰで正式な計算では　　

　　　　　　　AVG

　　　片井　　228

　　　戸塚　　218

　　　��田　　150

　　　武部　　170

　　　小泉　　130　

２２８＋２１８＋１５０＋１７０＋130= 896
　　　　　（チームＡＶＧ）

1000スクラッチ−896=104   

このチームの正しいＨＤＣＰ計算は
　　　　　　　　　　　　　　　　１０４×80%=８３ピン

◎　どちらの計算方法が正しいか・・・?

　　　インディビジュアル合計HDCPて計算すると120　ピン
　　　正式なチームＨＤＣＰで計算すると　　　　　83　ピン

◎　実際に5メンリーグ又は５ミックスリーグを実施するには、
　　スペアーメンバーの登録のあり方、ブラインドスコアーの
　　あり方、シリーズ途中の選手交代の時のチームＡＶＧの変更に
　　伴うチームハンディキャップのあり方、リーグ規定の決め方、
　　毎週の集金、プライズの決定、プライズ対象規定ゲーム数の
　　決定などなどセクリタリー（又は主催者）が知っておかなければ
　　ならないことが山ほどある。この辺りの勉強をおろそかにすると
　　楽しいリーグにはなりえない。

全てのことを成功させる為に一番やってはいけないことは

『とりあえず』

と言う思考パターンである。


フランスの元サッカー監督ロジェ・ルメール氏は次のような言葉を残している。

　　『我々は学ぶことを止めた時に、
　　　　　　　　　指導することを止めなければならない』

ボウリングというスポーツを通じて、国民の健康と楽しさを願うのであれば、リーグ開催に携わろうとする人はもっともっと学習する必要があると思うがいかがだろう。

年寄りの独り言だろうか・・？

◎かって友人のすみプロも言っていた言葉だが、単に投げてる
だけでは、キャッチボールやプルペンでのピッチングと同じ。
仲間とチームを組んでチームリーグをやってこそボウリングの
醍醐味がある。